補聴器の音を大きくすれば言葉はっきりするのか！？

補聴器を装用して、音をしっかり大きくすれば、ききとりがよくなる。

これは一般的にはその通りなのですが、大きすぎる音も聴きづらい音になりますので、

適切な音量を見定めていくことは大切です。

言葉を聞き分ける力が、音を大きくしていけば、よい状態になるのか。

そこそこ大きくすれば、良い状態になるのか。

ほんの少し大きくすれば、良い状態になるのか。

お人によってまったく違います。

大きくすれば、音が割れてしまって聴きづらいという方もいらっしゃいます。

また、補聴器を長期間使っている方は、低音域に不必要な音量を要望されることもございます。

適切な音量になっているのかは、補聴器特性器や、補聴器を装用した状態での測定でわかります。

まだまだ補聴器を販売する店舗でこれらの測定をされていないとききますと、

専門家の立場からすると、中途半端な補聴器の調整となっていないかどうか確認できないなんて、

どうなの？と正直思います。

補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。

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補聴器を購入したけれども、使えていない。使わず置いている。

というお話しはまだ、残念ながらよく耳にするお話しです。

それはどうしてなのか？レポートにより疑問は解消されるかと思います。