80歳で20本以上の自分の歯を保つとの日本歯科医師会の8020運動は有名かと思います。
それになぞらえ日本耳鼻咽喉科頸部外科学会は80歳で補聴器を使っても30デシベルの聴力を保つ
『聴こえ8030運動』が今年の9月からはじまったとのことです。最近新聞で記事になっておりました。
難聴は認知症のリスクということが知られるようになり、
早期にご相談される方が増えてきていると感じます。
生活の中で聞き取りづらさを感じるなら補聴器の利用が勧められ、補聴器をつけると
つけない場合に比べ、うつや不安の発生率が14%減少、転倒の発生率は13%減少したとの研究があります。
高齢など認知症のリスクの高い集団を対象に行われた米国の研究では、補聴器を使う一は認知機能が衰えるリスクが
19%低いなど補聴器の有効性を示す報告が増えているとのことです。
30デシベルきこえるというのは、例えば高度難聴・重度難聴の方には難しいこともございます。
平均80デシベルの聴力の方であれば、補聴器を装用して40デシベルきこえるようにするのが目標とはなります。
8030運動がすべての方にあてはまるわけではないですが、軽・中度難聴の方の補聴器装用への目安になれば
よいのではないかと思います。
30デシベルがきこえていなかったら、テレビの音は大きくなるということがあると思いますし、
聞き返しが増えるということも増えているのではないかと思います。
ちょっと小声で話されただけで、とたんに何か言っているのはわかるけど、内容がわからないということもあると思います。
難聴になれば、補聴器を装用することがもっと標準的になれば、
街中で大きな声で話をされている方をお見掛けするのは少なくなるのではないかと思います。
(正直、プライベートな内容を大きな声で話されると、きくつもりはなくてもきこえますし、
ききたくないけど、きこえるので・・・・・。)
自転車が近づいてきてびっくりするという方も少なくなるのではないでしょうか?
(年齢重ねた方の近くを自転車で走行するときには、すこし距離をあけて、ゆっくりと追い抜かすことをおすすめします)
自転車が後ろからきて、びっくりして転倒された方をお見掛けしたことがございます。
家族の方がすこし大きめの声でないと聞こえていない
これは30デシベルはきこえていませんので、早いめにご相談ください。
ご来店・ご相談お待ちしております。
(完全予約制です)
短期の試聴で補聴器を購入することはおすすめしません。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
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