一側性難聴は、一方の耳が正常であるが、もう一方の耳にはなにかしらの難聴がある様態です。
・米国では申請時のおよそ1000人に1人が出生時に一側性難聴の診断を受けています。
学齢期までにこの数は増加し、100人のうち約3人の子どもが一側性難聴の診断を受けています。
・米国全体の成人における一側性難聴の有病率は2%といわれています。
日本では1000人に1~2人といわれています。(1995年のデーターですので、今はもう少し多いかもしれません)
私自身仕事抜きでプライベートで一側性難聴の方にであったのは、1人です。
プライベートは社交的ではなく、看護師時代は仕事の関係しか交友関係はなかったので少ない交流の中でお一人です。
となると1000人に1人~2人はそれぐらいかなとも思います。
一側性難聴の方への誤解として、片方の耳がきこえているのだから、両耳の難聴の方に比べると負担は半分では
ということがあるようですが、そんなことはまったくありません。
それどころではなく、一側性難聴は、両側性難聴の方と比較して騒音化での会話の困難さや耳鳴りの自覚が優位に高い
可能性があることが示されたとのことです。
一側性難聴は心の健康を脅かし、QOLの低下、孤独感の増加にも関連しています。
クロスシステムは根拠に基づく一側性難聴に特化した技術的な解決手段です。
CROSシステムおよびBiCROSは、片側の耳に補聴効果がない人のための手術が不要な手段となります。
CROSシステムの難点として、悪いほうの耳側にノイズが多いと、効果が発揮できないことがあります。
その場合はクロスシステムを切ってしまうほうが、改善することもございますし、補聴器の性能で変化する場合もございます。
騒音の入り方によって聞こえは変わるので、顔の向きをすこし変えていただくなどでも、改善することもございます。
そのようなことがございますので、お客様と使いやすいクロスシステムを構築していくということが大切になります。
クロス補聴器の試聴器は限りがありますので、予約時にお申し付けください。
御相談お待ちしております。
(感染予防対策のため完全予約制です)
短期の試聴で補聴器を購入することはおすすめしません。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
三田市、神戸市北区 、三木市、西宮市・宝塚市(三田より地域)
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