8月31日・9月1日に、補聴器技能者養成課程3期の講習を受講してきました。
今回も東京で、30日より東京入りしておりました。
これで、3度目の東京で、なんとなく乗継の電車の位置がわかるように
なりました。
3期講習は、関連法規・補聴器の選択と調整・アフターケア・
新JIS規格の説明・補聴器適合と聴力測定・耳型測定の研修でした。
1期で元となる医学的なこと、関連法規、福祉のこと、補聴器関連機器、
音響学等を学び、土台を作りあげ、2期・3期でその土台にしっかりと骨組を作って
いっているといった感じかなと思います。4期も骨組で、結局は
補聴器技能者の資格を会得して、自分なりに補聴器技能者という建物を
作りあげていくということなのかなと感じております。
基本を押さえ、日々知識を活用し、応用していくということなんだと感じております。
補聴器技能者養成課程は、私のような補聴器専門店で仕事をしている方、
メガネと兼業されているお店の方々もいらっしゃっております。
兼業店の方には、いろいろ毎回質問を受けます。
日々の調整について、そして周辺機器についてです。
兼業店では、認定技能者の資格をもっていても、
補聴器の特性器や補聴器の効果測定できる環境がなく、
ないなかでどのようにしていくのかを
試行錯誤しているということをよくお聞きします。
専門店での経験しかない私には、補聴器の出力等が測定
できる機械がない中で、どのように出力がでているのかを確認しているのか?
お客様にフィッティングをした補聴器からお客様に必要な音量がでていて、
なおかつ聴こえに役立っているのかどのように確認しているのか?
・・・疑問はたくさんですが、機械がなくても、できることを
されているのだろうと思います。
技能者養成課程をすすめばすすむほど、補聴器の特性器・
補聴器の効果測定の必要さは理解できます。
今後も、基本を忘れず、お客様の聴こえに向き合っていき、
お客様にあった補聴器のフィッティングができるよう研鑽に努めます。