広いホールでのききとりの難しさ

先日、体育館でマイクを使用したお話しをきく機会がございました。

スピーカーからは離れた場所だったのですが、見事にききとりができません。

反響してよくわからないといった感じでした。

お話しされている方の正面、スピーカー近くにいくとききとりやすくなりました。

ひろいホールでのききとりがしにくいということを、実体験した体験でした。

騒音、距離、反響この3つが聞き取りを阻害する因子です。

騒音に関しては、最近の補聴器には雑音抑制機能がついているものが多いですので、

そのことで解消することも多々ございます。（雑音抑制機能がどこまで働くのかは、補聴器のお値段にもよります）

距離は、ご本人が話者に近づくこと、また補聴器の調整で改善することもございます。

反響音に関しては、かなり難しいです。

調整で改善することもございますが、反響する環境であってもききとりやすいというのは、

最上位の機種にのみ搭載されています。

健聴者でも反響する環境ではききとりは難しいこともあることをまずご認識いただければと思います。

ききとる場所によってきこえも変わります。話者の近くが一番ききやすいかと思います。

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補聴器を購入したけれども、使えていない。使わず置いている。

というお話しはまだ、残念ながらよく耳にするお話しです。

それはどうしてなのか？レポートにより疑問は解消されるかと思います。