補聴器は常時装用が基本です、装用されていると、周りの音は気にならなくなってきたとおっしゃいます。

補聴器＝雑音がすると思われている方は、まだまだ多いように感じます。

雑音ではなく、今までは聴力低下があったので、きこえていなかった音なのです。

自分の歩く音がうるさい、スリッパで歩くとうるさい、水の音がうるさい、紙の音がうるさい、

いろいろな周りの音がうるさく感じます。ですが、そのような音がきこえにくくなったので、会話も

『きこえるけど、はっきりしない』状態になっているのです。

会話だけがきこえる補聴器はありません。

周りの音もそれなりにきこえないと、危険察知もできません。

常時装用されるようになると、周りの音は確かにきこえるけど、こんなものと思えるようになります。

そこまで到達するのに、常時装用されるようになってから、３か月～６か月はかかります。

補聴器もっているけど、雑音がやかましいとおっしゃておられる方は、

調整の加減もしくは、常時装用できていないからと思われます。

もちろん補聴器の性能も、やかましさは影響します。

数か月すると周りの音は気にならなくなりますが、やはり雑音制御機能がどこまで

働くのかで、快適性は変わるかと思います。

しっかりお試しして、補聴器は購入を検討してください。

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