2024年11月16日
補聴器にご試聴にきていただいたお客様の多くは、
自分の声が変、おかしい、自分の声が変わってしまったの!?
とおっしゃられるお客様は多いです。
まず初めに申し上げるのは、補聴器をつけて自分の声が変わったように
聞こえるのは、つけられたご本人のみで、周りの方は、いつもの
その方のいままでの声と一緒です。
なぜ変わるのかは、GNリサウンドさんのホームページの
ものがわかりやすいかなと思いましたので、ご紹介させていただきます。
補聴器をつけると自分の声が変わってきこえるのはなぜですか?
A: 変わって聞こえることは、オーダーメイド補聴器やイヤモールドを使った場合に多く起こります。
原因は、補聴器によって外耳道が塞がれることによって起こります。
外耳道を塞ぐと、声帯などの振動が頭蓋骨を通して軟骨部外耳道を振動させます。
外耳道が開放されているときには、この振動音は外耳道外部に放射されます。
補聴器をつけ、外耳道が塞がれていると、振動音は外耳道と鼓膜の間に留まることになり、その結果、骨導音が大きくなるのです(外耳道閉鎖効果)。
これを軽減するには、ベント孔をあけるか、CIC補聴器のように骨部外耳道近くまでしっかりと作り軟骨部外耳道の振動を抑えるという処置がされるとよいでしょう。
外耳道を塞ぐと、自分の声が変わって聞こえるほかに、口でものを噛む音も大きくなり不快に感じることが多くなります。
変わってしまうことは、いまの補聴器の機能ではどうしようもありませんので、
補聴器をつけると自分の声はこのように聞こえると切り替えて考えていただければ
補聴器の音に慣れていくのも早いかなと思います。
長くなってきましたので、つづきは、また明日のブログに記載します。