補聴器を装用しているのにきこえないの? この言葉は本当に傷つくということを、難聴の方よりよくおききします。
まず難聴でない方も、騒音下ではきこえにくいですし、現在のこのコロナ下でのマスク生活ではきこえにくいと感じることは 増えていると思います。
難聴でない方がきこえにくいことは、補聴器を装用されている難聴の方もきこえにくいということです。
補聴器を装用すればきこえるようになるというのは、ある意味正しく、正しくないことでもあります。
まず聴力レベルはお人によって違いますし、言葉を聞き分ける力がどの程度なのかもお人によって違います。
補聴器を装用されていても、後ろからいきなり声をかけて会話する、騒音下でいきなりしゃべりかける。
このような場面では聞き逃すこともあると思います。私も難聴ではありませんが、自分のことに集中していると聞き逃すことはあります。
補聴器を装用されている方には、できる限り正面で、今から会話をしますよという合図があれば ききやすいかと思います。
補聴器を装用されている方の聴力や言葉を聞き分ける力は、はたからみてもわかりませんが、
正面で、合図をおくり、ゆっくり会話をするということで、多くの補聴器装用者は会話ができるかと思います。
正面でゆっくりでも難しい場合は、筆談も必要となります。
補聴器=誰がつけてもよくきこえるものとお考えの方は、まだまだ多いのが現状です。
補聴器の効果はお一人お一人違うこと、補聴器を装用されていても、話し方やスピードには気をつけていただくことは大切です。
これは加齢による聴力の変化の図になります。軽・中度難聴の方が補聴器を装用することで、
250ヘルツ~4Kヘルツまでをだいたい30~35dBまできこえるように調整します。
補聴器を装用しているのにきこえないと指摘される方は、補聴器が必要でないレベルの方かと思います。
補聴器を装用しても、必要でない方と同様にきこえるわけではありませんので、会話時には配慮は必要です。
当店では、試聴に関しては、ご本人だけでなくご家族もお見えになられているケースが多いです。
ご家族にも難聴のこと、会話の方法など説明させていただき、お互いができる限りストレスのない状態で
会話ができるようにサポートさせていただいております。
御相談お待ちしております。
(感染予防対策のため完全予約制です)
短期の試聴で補聴器を購入することはおすすめしません。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
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