先日、補聴器勉強会に参加しました。
演題は、聴覚異常感と補聴器、聴覚障害者に対する合理的配慮、両耳聴と空間知覚
でした。
聴覚異常感とは、耳鳴、聴覚過敏、耳閉・・になります。
印象的だったのは、これらは、消失することではなく、馴化していくことを目標とし、
本来聴覚異常感と共存できる。できない理由を探り、患者さんにきづかせるということでした。
聴覚過敏の方は、補聴器の調整も本当により慎重に調整していきます。
通常1か月程度あれば、補聴器の音にもなれ、2か月までには、適切な音量までもっていくことができます。
しかしながら、聴覚過敏の方は、その倍もしくは、3倍の時間をかけないと慣れないということもございます。
補聴器をつけるとやかましい=確かに周りの音もしっかりきこえてわずらわしいでも、昔はそんな音を聴いていた。
やかましくなったかもしれませんが、虫の音が聴こえるようになったのでは?
家族の気配を感じるようになったのでは?
補聴器を装用したことによっての変化に目を向けていただくようにすると、
スムーズに調整がすすんでいくことがございます。
視点を変えること、これは補聴器の調整でも有用です。
お客様の反応にしっかりと耳を傾け、よりよい補聴器の調整にもっていけるよう
これからも精進していきたいと思います。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
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