ご家族の方に聴こえにくさをご理解いただくことは、なかなか難しいことです。
まずは耳に指をいれてください、少し聞きづらいですね、この状態が軽度の難聴に近い状態と
思ってくださいというお話しをします。
そして写真で例えることもございます。
難聴はピンボケの写真をずっとみているのと同じです。
軽度難聴であれば、ピンボケだけどなんとなくの形はわかるので、写っているものがなにかがわかる。
中度、高度、重度になるにつれ、写っているのはわかるけど、なんだかわからないということが強くなると
思っていただければと思います。
ピンボケの度合いが強ければ、写っているものもなにかわかりません。
よくお聞きするのは、きこえているのだけど、はっきりきこえない。
なにを言っているのかがわからない。
これは、音としてとらえることはできていても、言葉としてとらえることができない状態なのです。
一般的には高音部分がききとりづらくなるので、言葉としてしっかりとらえることができなく
なるということがございます。ですのでこの高音部分をしっかりいれると、音が甲高くなり、
お茶碗の音、新聞をめくる音、いろいろな物音が気になる、うるさいということになり、
これが最初の難関かと思います。この難関=甲高い音に慣れていただくと、
たしかにお茶碗の音などははっきりきこえるけど、気にならないということになります。
その難関にいつ到達できるのかどうかは、お人によって違いますので、
難関にできる限り無理なく到達できるように調整していくのが、
補聴器の調整となります。
補聴器に慣れていただくには、時間がかかります。
当店では、試聴に重きを置いているのはこのためです。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
三田市、神戸市北区 、三木市、西宮市・宝塚市(三田より地域)
地域唯一の認定補聴器専門店が当店となります。
毎月3日は『きこえの相談日』です。
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お気軽にご来店ください。この日に関しましてはご予約不要です。
ご使用中の補聴器のお掃除・調整・相談も承っております。
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