昨日の続きです。
④音の強さは時間とともに変化します。時間とともに変化する音の強さの変化がどの程度区別できるかを、時間分解能力といいます。
時間分時間分解能が低下すると、騒がしいところでの言葉の聞き取りは低下します。言葉は強い母音と子音が交互に現れるように、
様々な要素で成り立っているので、とくに騒がしい場所で言葉の中でも弱い子音を認識をするためには、時間分解能が優れている必要があります。
⑤両方の耳できくということは、音源の方向や、距離を判断するためには、必要です。
両方の耳できけなくなってくると、音源の方向や距離を判断すること、騒がしい場所での言葉の聞き取りが低下
するといわれています。
難聴になりますと、脳に届く音の情報はそれまでとは違う方法となってしまいます。
補聴器を装用することで、難聴によって入ってこなかった音、入ってきづらかった音が
入るようになりますと、違った処理になった方法が、少しづつまた前の状態に戻そうとする
=神経細胞を再度再構成します。
補聴器を使うことが、神経細胞!?にも影響と思われるかもしれませんが、
細胞レベルでの変化をするので、補聴器の調整には時間をかけましょうといわれています。
細胞レベルで変化をしていくから、最初はうるさいということがあるけど、
だんだんと周りの音は入ってくるけど、気にならなくなるということになっていきます。
この状態までもっていければ、補聴器は常時装用が当たり前になっておられるかと思います。
難聴は複雑なものです。聴こえに関しての訴えはお人によって本当に違うものです。
お一人一人にあった調整方法で、じっくりと試聴をしていただくことで、
常時使用できる補聴器にすることができます。
言い換えれば、時間をかければ、補聴器は使えるようになるのです。
ではなぜ補聴器を購入したのに、使わないという話を聞くのでしょうか?
それは、きっちりと使えるようになるまで使用者の方もじっくり時間をかけなかった。
販売者側は、使えるようになるように、調整をしていかなかったということがあるかと思います。
補聴器は常時使用できうようになるまでには、時間がかかります。
常時使用できるようになってから、購入を検討しましょう。
補聴器は専門家が常勤、設備が整った認定補聴器専門店でのご相談をおすすめいたします。
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