日本補聴器販売店協会に所属している店舗では、手術耳の耳型採取は禁止されています。
認定補聴器技能者の養成講習でも、手術耳の耳型採取は医師に依頼するということを言われます。
なぜ手術耳の耳型採取は、販売店ではできないのかと申しますと、 手術耳は、通常の外耳道の形状はなくなっているということがあります。
ですので、綿球をつめて、耳型採取のため印象剤をいれて採取をすると、場合によっては、 耳型が外れないということが起こるのです。
昔は外耳道が変形していないところまでを綿球をしっかりつめて 採取をするというやり方で、採取させていただいておりましたが、
禁止となりましたので、医師に依頼という形をとらせていただいておりました。
現在は、3Dスキャンを導入いたしましたので、医師に相談の上手術耳の方も耳型採取をさせていただいております。
直接肌に触れない3Dレーザースキャン方式で、耳型採取時に外耳道に入るのは、3Dスキャナーのプローブ先端部のみ。
挿入の深さを確認しながらスキャンでき、直接肌に触れないので衛生的。お客様に安心して耳型採取を受けていただきます。
当店は、耳型採取はインジェクターという機械を使用しています。通常は印象剤を2種類混ぜて、シリンジに入れ、
それを外耳道内に入れ、耳型採取となるのですが、この機器ですと印象剤を混ぜるという必要はありませんので、
衛生的です。先端は使い捨ての材料になりますのでこの部分でも衛生的です。
衛生面でいえば、今ままで通りなのですが、スポンジを入れ、印象剤を入れるということをすると、
時折迷走神経反射を起こされ、咳き込むという方がいらっしゃいます。これも起こさずに採取できますので、お客様の負担は少ないかと思います。
耳型は通常採取して、それをメーカーに送るということが必要となるのですが、
3Dスキャンになりますと、データーをメーカーに送るという形で作成に入りますので、その分のロスが少なく、
納品時期が早くなります。
現在イヤーモールドの多くは3Dスキャンで採取しております。
耳あな式を使用しているが、また印象剤を入れて、採取するのは嫌だなと思われている方にも、朗報かと思います。
御相談お待ちしております。
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